xummウォレットでエアドロップ申請をして、XRPLトークンを受け取るとトラストラインの削除ができなくなってしまいます。
トークンの残高があると削除できなくなってしまうので、ロックされている5XRP(最新版アップデート後2XRP)は利用することも売ることもできません。
不要なトラストラインを削除して、5XRP(2XRP)を取り戻すべきだと考えています。
この記事では、xummウォレットにXRPLトークンの残高がある場合に、どのようにしてトラストラインを削除するのかについて説明していきます。
残高がない場合は、そのまま削除できます。
以下の記事も併せてご覧くださいませ。
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残高がある場合のトラストライン削除方法
まず、理解しておくべきことは、削除したいトラストラインにトークンの残高が残っていると削除ができないということです。
残高が残っているというのは、以下のような表示です。
それでは、どのように削除すれば良いのでしょうか。
残高を0にする必要がある
トラストラインを削除するには、残高を0にする必要があります。
上記の画像にある、そのほかのゼロと表示されているXRPLトークンのトラストラインは、全て削除が可能です。
では、残高を0にするにはどのようにいいのかを考えていきます。
方法として以下のようなことが挙げられます。
- 残高を発行者に返金する
- XRP Toolkitで発行者に返金する
- トークンを全て売る
- 自分の別のアカウントへ送金する
- 知人へ送金する
- TipBotを使う
ちなみにですが「2.XRP Toolkitで発行者に返金する」を活用すれば、確実にトラストラインの削除ができるでしょう。
それでは、一つずつ説明していきます。
1.取引履歴から発行者へ返金する
この方法が一番簡単だと思います。
もし、エアドロップを受けたコインがいらないと感じたなら発行者へ返金することができます。
取引履歴を表示させます。
取引履歴からエアドロを受けたトラストラインを探していきます。
見つかったらその部分をタップします。
返金ボタンをタップ。
送金する際に、「All」をタップしてください。
必ず、送る枚数と返金するXRPLトークンの種類を確認してくださいね。
これで、返金作業は完了です。
xummウォレットのトップへ戻り、トラストラインを削除してください。
トラストラインの削除方法が分からない場合には、以下の記事を参考にしてくださいね!
2.XRP Toolkitで発行者に返金する
もし上記の方法で以下のようなエラーが出てしまった場合には、XRP Toolkitで返金を試みてください。
まず、XRP Toolkitのウェブサイトへアクセスします。
XRP Toolkit: https://www.xrptoolkit.com/
「Get Started」をタップ
「Connet Wallet」をタップしてください。
デバイスを選択します。
今回は、xummウォレットでの解説となります。
ウォレットタイプのリストが開きます。
「Xumm App」をタップします。
削除したい仮想通貨が入っている、xummウォレットアカウントでQRコードを読み取ってログインしてくださいね。
確認できましたら「Open Xumm」をタップ
スライドしてXRP Toolkitに接続します。
以下画像の青く囲ってある部分から認証前にアカウントの切り替えもできますよ。
ログインしたいアカウントで問題なければ、サインインします。
閉じるをタップ。
以下の画面が表示されましたら左上の横三本の棒をタップします。
タブの中の「Send」をタップ
返金先の「トラストライン」を「Destination」へコピー&ペーストします。
よく間違えやすいのが、取引履歴から確認したアドレスに送ってしまうことです。もう一度確認のため伝えておきます。取引履歴からのアドレスではありませんよ!!必ず「トラストライン」をDestinationへコピペしてください。
トラストラインを設定して、トークンを受け取ったわけですから、返却するときもトラストラインに返却するというのが正しい流れなのです。
トラストラインの検索方法は下に記載しております。
「Destination Tag」は入力なしでOKです。
・返金したい通貨(トークン)を選択
・その隣に残高全ての数字を入力(下の小さく表示されている「Available」が、保有している残高です。)
今回はトラストラインを削除するので、全額返金する必要があります。
例: Availableが、1,000なら1,000と入力してください。
入力が完了したら「Next」をタップ
トラストラインを検索するには?
トラストラインが分からない方は、xumm.communityのウェブサイトから検索ができます。
詳しい、検索方法は別記事にて紹介しております。
以下の記事も合わせてご覧ください。
最後に返金先などの確認です。
返金には、0.000012といった少額の手数料が発生します。
確認できましたら、「Open XUMM」をタップして署名します。
最終確認です。
問題なければ、スライドで認証してください。
署名が完了しましたら、閉じてしまって結構です。
再度、xummウォレットアプリのトップで残高を確認してください。
「残高が0」になっていれば成功です。
そのままトラストラインを削除しましょう。
トラストラインの削除方法は、割愛されていただきます。
確認したい場合は、以下の記事もご参照ください。
「了解しました」をタップ
そしてFace ID、Touch IDもしくはパスコードを入力して認証完了です。
無事削除することに成功しました。
ロックされていた、5 XRP(アップデート後2XRP)も残高へと反映されます。
3.トークンを全て売る
トークンをXRPに変えることができるかもしれません。
残高が残っていて削除できない時に、考えるべきことはXRPLトークンを売ることです。
トレードできるプラットフォームは幾つかございます。
XRP Toolkit: https://www.xrptoolkit.com
Sologenic DEX: https://sologenic.org/
上記の暗号資産取引所で、買い注文が出ていればそのまま売ることができます。XRPや別のトークンへと簡単に両替ができます。
買い注文が出ていない場合には、残念ながら他の方法を利用するしかありません。
4.自分の別のアカウントへ送金する
複数のアカウントを保有している場合には、メインやサブの口座へ送金することによって解消されます。
複数のアカウントを解約しようと思っている場合には、使えそうな方法です。
アカウント間の送金は、以下の記事に詳しく記載しております。
手順も難しくないので、試してくださいね。
アカウントを解約して、アクティベート時のリップルを取り戻すには、以下のやり方を試してくださいね。
「【xummウォレット】アカウント削除と20XRPを取戻す方法」
5.知人へ送金する
XRPLトークンを知人へ送金することも一つの方法として良いでしょう。
ただし、突然送ってしまっても良くないので必ず確認してから送金するようにしてください。
送金方法は、上の記事と同じですので、ぜひチェックしてくださいね。
6.TipBotを使う
TipBot(チップボット)を活用することで相手に、チップとして仮想通貨を送金することができます。
XRPだけでなく、XRPLトークン(CSC、CX1、HADA、HADALITE、IGC、XGOLDなど)を送ることができます。今後も対応の通貨が徐々に増えていくかもしれません。
ただ、送るのではなくありがとうなど感謝の気持ちを持って、知人に送ることが良いでしょう。
TipBotの使い方は、以下の記事に詳しく掲載しております。
「TipBot (チップボット)の使い方【仮想通貨の投げ銭ができる】」
最後に
今回の記事では、「【xumm】トラストラインを削除できない時の対処法(返金編)」を紹介しました。
残高がある状態ですと、トラストラインの削除ができません。
上記の方法を行えば、残高を0にすることができます。
お困りの際は、試してくださいね。