xummウォレットでトラストラインを設定する際に、取引手数料が高いと感じたことはありませんか。
これには、トランザクション(取引)が関係しています。
取引手数料が高いと感じた時に、たった一つのことをするだけで解消されるのです。
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取引手数料が高くなる理由
xummウォレットで、送金、受け取りなど、ほとんど取引で手数料を支払うことは必須です。
意外と気づいていない方もいたかもしれません。
そんな、取引手数料ですが、時には上昇することがあります。
手数料が高くなる理由として、取引の多さにあります。
特に、エアドロップ情報が公開されると一気に人が集まります。その他にも多数の取引があるでしょう。
そうした中で、エアドロップ申請のために取引量が増えれば、手数料も上昇するのです。
通常の手数料は?
皆様が普段見る手数料は、「0.000012XRP」だと思います。
この手数料は、今後のアップデートでさらに安くなることを期待したいですね。そうなると、どんなに混雑しても必然的に、手数料は安く抑えられると思います。
現在でも利用者ファーストで考えられた、素晴らしい手数料だと思います。
ちなみにですが、トランザクションの混み具合によっては、0.00009 XRPや0.000059XRPなどの上昇は普段からあったりします。
さらに混み合っていたりすると、0.001XRPなどもあるようです。
取引量が集中すればするほど、手数料は上がるので、エアドロップをもらうためにトラストラインを設定する方が増加すれば0.1XRPなどもあるかもしれませんね。
悪質なトランザクションがあった場合
スパムのような悪質なトランザクションがあったとします。その際にXRP Lederでは、「手数料のエスカレーションモデル(Fee escalation model)」があります。
このようなことが発生すると、手数料の最低料金が引き上げられるようです。
それでも極端に手数料が上がるわけではありませんので、安心して良いかと思います。
だからといって、トラストラインを闇雲に設定良くありません。
以下の記事には、エアドロップの危険性について記載しております。
「【xumm】XRPLエアドロップを貰う時に注意すべき10のこと」
手数料が12XRPになることも?
以前、私が9XRP?12XRP?という表示を見て驚いたことがありました。
その後、サポートに問い合わせをしましたが、そのような事例はないと伝えられました。
私の見間違いかと思っていましたが、そんなことはないと思って長期間検証していました。
すると、以下の画像の通り12XRPの手数料を見事引き当てました。
Twitterへ投稿するとありがたいことに、サポートの方が連絡をしてくださいました。
以下が、その内容です。
We have identified the issue: this shows if a node is very busy. Please note that XUMM will protect you, if you would sign the transaction would be rejected to protect you from overpaying the fee.
— WietseWind – 🛠 XUMM @ XRPL Labs (@WietseWind) September 22, 2021
The upcoming XUMM 2.2.0 update (1-2 weeks out) has improved fee determination.
翻訳いたしますと、
問題が分かりました。ノードが混み合ってる時にこんな表示になります。それに、XUMMが手数料を払い過ぎないように対策がされています。署名しても、手数料の払い過ぎてしまうことから守るためにその取引は却下されます。 今後、XUMM 2.2.0へのアップデート(1~2週間で発表)で手数料が決定し改善されます。
迅速な対応で、とてもありがたいことでした。
この記事投稿時の数日後には、XUMM 2.2.0へ、アップデートが公開されるかもしれませんね。
Issuer feeとは?
Issuer fee(イシュアーフィー)、もしくはTransfer fee(トランスファーフィー)というのですが、発行者が設定できる手数料です。
トラストライン設定時に、「Issuer fee」は0%になっていることがほとんどですよね。
時には、0.2%や1%などという表記があるかもしれません。
これは、トラストライン設定をした側が支払うのではなく、発行者が作成したXRPLトークンから支払われます。
例えば、issuer feeが1%に設定されていたとして、発行者が1000トークンを送った場合には、その中の1%分が差し引かれて受け取る側がトークンを貰います。
issuer feeは、issuerが、受け取ることになります。
細かな利用用途は、分かりかねます。
おそらくバーン(Burn)されることもあるでしょう。バーンは、その仮想通貨が消えて無くなることなので、供給量が減るということです。
トラストラインを設定する際の注意点
トラストラインを設定する理由の一つとしてエアドロップを受けることにあります。
トラストラインを設定することで、無料で仮想通貨が貰えるというイベントがあります。
詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
先着順のエアドロップも多くXRPLトークンのエアドロップ情報が公開されるとすぐにトラストラインを設定している方が多いようです。
これで問題が発生するのは、手数料です。
取引手数料が高いのに気づかずに申請してしまうことです。
ありがちなのが、情報が公開されたからといってQRコードを読み込んですぐに署名する方がいます。
現在のリップルの相場としてあまり気にするような手数料ではないのかもしれませんが、0.1XRPなどと上がってしまえば、さすがに驚いてしまうことでしょう。
払ってしまった手数料は、戻って来ませんよ。
私は、Twitterでも以前から
「すぐにスライドして設定するのはダメ!手数料を確認してください!」
という声かけをしていました。
以下の記事に簡単ではございますが、危険な点なども記載しております。
— コイン喫茶 (@coinkissa) September 3, 2021
すぐに
!!スライドはダメです!!
手数料、その他数字など詳細を念のため確認して申請をしてください。
XRPLトークン大量のエアドロップ!メリットとデメリット https://t.co/Z980eOgz8b
確認作業は、大切なことです。
取引を行う際は、忘れずにチェックしてください。
手数料が高いときにできる対処法
では、手数料が高くなっている時には、どのように対処すれば良いのでしょうか。
実は、手数料を安くする方法があります。
手数料を安くする方法
安くする方法というのは、少し違うような気もしますが、、。
事実、トラストラインを設定する際に手数料が高ければ、安くすることはできます。
QRコードを読み取ってトラストラインを設定しようとすると、どうでしょう。
少し取引手数料(Transaction fee)が高いですね。
その際には、右上にあります「閉じるをタップ」してください。
最後に、「拒否」をタップ。
再度、同じトラストラインを設定してみてください。
いかがでしょうか?
安くなりましたよね?
これでも、安くならない場合には同じことを何度か繰り返すか、少し時間を置いて試してくださいね。
最後に
xummウォレットの手数料について、理解できたかと思います。
トランザクションの混み具合によって手数料は高くなってしまいます。
ある意味で、利用者が増えているので良いことかもしれません。
トラストラインを設定する際は、必ず手数料を確認して、高い場合には拒否をして設定し直すということを行なってください。
対処法を知っているのと知らないのでは大違いです。
無駄な取引手数料を払ってしまわないように、要注意です!