xummウォレットでトラストラインを設定することで、無料で仮想通貨がもらえる(エアドロップ)というのが世界的に話題となっています。
すでにXRPLトークンが無料で貰えて将来期待しているプロジェクトもありますよね。私も多くの銘柄に期待しています。
しかし、話題になってきたことでトークンを作る方も増えてきているようです。さらには、Twitterのみでウェブサイトが存在しないものも増えてきています。
エアドロップを受け取るにもいくつか注意すべきことがありそうです。
スポンサーリンク
エアドロップを貰う時に注意すべきこと
1.URLを確認する
私がなぜ、Twitterではなく、ブログにエアドロップ情報を公開していたかというと偽リンクがあることの危険性を常に考えています。
エアドロップ情報を公開するときには、リンクを調べて念の為に銘柄コードを調べてから掲載しているのです。
今後巧妙な手口や偽リンクのウェブサイトが現れたときに、そこから申請してしまえば大きな代償払ってしまうことにもなりかねません。
Twitterから直接申請じゃないとめんどくさい。と思う方もいます。私も逆の立場であればそう思います。
ただ、私がどんな考え方で、今までエアドロップ情報を公開していたのか理解していただきたいのです。
今後は、「URLがおかしくないか?」という部分にも注目してトラストラインを設定することをおすすめします。
2.ウェブサイトが存在するか
ウェブサイトは、新しいXRPLトークンの良し悪しを判断できる材料となります。
ロードマップやホワイトペーパーがすでに公開されていることで安心できることの一つとなります。
ウェブサイトは誰でも簡単に作れてしまうので、注意すべき点はいくつかあります。
・簡易的なサイト
・読み込みが遅い
・サーバーの貧弱性
・SSL化されていない
などからも健全さの見分けがつけられるかもしれませんね。
本気でXRPLトークンの運営をスタートするなら、エアドロップ前から心がこもっていて、力の入った綺麗なレイアウトで作成されたウェブサイトを構築されていることが重要だと言えます。
例えば、リップル(Ripple)のウェブサイトを参考にしてください。こちらも作れてしまうと言われればそれまでですが、圧倒的に素晴らしいホームページですよね!
3.SNSを確認すること
Twitterやfacebookのようなソーシャルネットワークを確認することで、エアドロップを受け取る際、多少の判断材料となるでしょう。
買うことを積極的に勧めるようなコメントや攻撃的なコメントは、良いプロジェクトではないと言えるかもしれません。
その他、発足したてのプロジェクトのSNSは、以前から研究を積み重ねているようなツイートが存在したり、新規でも日々行っていることをツイートしているはずです。
過去のツイートも確認しましょう。
ある運営者様が、xummのアドレスを他のプロジェクトの運営者様に伝えてエアドロップもらうような内容があれば問題だと言えます。
新規プロジェクトなのにそのTwitterでエアドロップを貰おうとしているのはおかしいですよね。スタートし始めたプロジェクトが何をやっているのかという気持ちになります。
XRPLトークンのプロジェクト同士の交流というのは、違った意味になり得るかもしれません。それは、また違った部分の良さというのが、ある意味では存在しそうです。
4.xummアドレスを要求される
私が、注目していることの一つにアドレスを教えてと伝えるプロジェクトです。
エアドロップは、抽選のように行うのではなく他人のプライバシーやセキュリティを遵守されるのが当然だと思います。
Twitterのコメント欄にアドレスを書き込むことを要求するプロジェクトは、私は不安に感じております。
プロジェクト側が、全く考えずに行っていることもあると思います。(その点は、今後改善されるべきですね。)
少なくとも私は最近のエアドロップで、アドレスを教えなくても貰えてますよ!
いかがでしょうか?
皆様もコメントしなくても貰えているということを、私は認識しております。
最近のエアドロップでは、アドレスを教えなくて大丈夫です!皆様、お知らせしていますが、私は必要ないと思っています🙇♂️
— コイン喫茶 (@coinkissa) September 20, 2021
「これが私の銀行口座です。」
というようにTwitter上で流す人はいないですよね。
xummウォレットのアドレスを記載することもそれと同様のことです。
お気をつけくださいませ。
5.資金の要求
発足前のプロジェクトは、資金集めも重要です。ホームページに「BUY」というようなボタンがクリックできる場合もあります。
そのほかに、xummでXRPをトークンの発行者様へ送金すれば、XRPLトークンが貰えるというような早期購入者を募っている事例もあるようです。
人が集まれば、購入する方もいるでしょう。
どんなに大きく見えたプロジェクトでも、多くの方々から大量のXRPを貰ったら逃げてしまうこともあるので、個人的に購入することはおすすめできません。もし購入するなら取引所でトレードでき、期待が持てるようになってからです。
早い段階で、ものすごく期待できるのであれば、購入することも悪いとは言いません。
私の中でのエアドロップというのは、できるだけお金を使わずにコインを貰うことが一番の醍醐味だと思います。
無料でもらうことだけで、留めておくことも一つの考え方として視野に入れておきましょう。
6.ランダムでメッセージ付きのXRPを送りつける
これは、どういう意味かというとXRPにメッセージを書き込んで相手へ送金することができます。
以前ございました、「EGL(Eagle)」のエアドロップですが0.000001XRPの中に英語のメッセージを入れてたくさんの方へ少額のリップルを送っているようなことが確認できました。
詳細は、簡単なプロジェクトの内容を1行と「もしエアドロップ情報があったら教えてね!」
といった内容をEGL運営者様は、多くの方へ送っているようです。
プロジェクトのスタート前から自ら大きな信用を失っていることになります。
こうしたことを行うような運営者様です。
将来性にも闇が見え、利害関係が絡み怪しくなっていくことも考えられます。
残念ながら運営者様が、こうした性格であることが露呈されてしまいました。
こうしたことでも、怪しいと判断ができるのです。
7.ブラックホールアカウントであるか
すでにBLACKHOLED ACCOUNT(ブラックホールアカウント)として設定されている場合には、「発行者がこれ以上、トークンを分配することや発行することができなくなります。」
ただし、この設定はあとからも変更できます。
エアドロップの配布が終了してから発行者は、ブラックホールアカウントとして切り替えることもあるようです。
ブラックホールアカウントについてさらに知りたい方、トラストラインがブラックホール化されているかどうかを調べる方法は、以下に記載しております。
「XUMM|トラストラインのブラックホールアカウントとは?」
設定が変更されてしまった際には、エラーが発生し、トラストラインの削除ができない事例が発生しております。
何か問題があった際は、以下の記事で解決できる場合がございます。ご活用くださいませ。
8.サプライズ的に公表されるエアドロップ
XRPLトークンのエアドロップは、突然情報が公開されて先着順なんてことが多いです。
私自身、これも決して受けることが悪いことだとは思っていません。
個人で暗号資産を作って、大きくなった事例も過去にあったと思います。ビットコインも最初は怪しいと思われていましたよね。
伝えたいことは、リスクは存在するかもしれないのであまりにも酷いTwitterの内容でしたら受けないというのもありでしょう。
個々で決定することが大切です。
9.エアドロップの申請日が公表される
これはすごく重要で、綺麗なレイアウトで作成されているホームページがあり、ロードマップやホワイトペーパーにエアドロップの詳細が記載されていることです。
全ての方へ、平等に申請できるようなエアドロップ方法にしていることもあります。
ホームページで、「いついつにエアドロップが申請できるようになります。」という文言があれば素敵ですね。
先着順であるかもしれませんが、時間や日時が分かっていれば、準備はできるので不公平という感じはしませんよね。
10.Twitterやウェブサイトが消える
これは、最終的な判断となります。
数日経って気づくとTwitterやウェブサイトが消えているということがあります。
運営していくのが、辛くなってしまい消えていくプロジェクトもあると考えています。
酷いパターンとしてウェブサイトで買いを募って(いわゆるICO)たくさんの資金調達ができたところで逃げてしまうというパターンです。
一人が1XRPを払って、1XRPがなくなってもリスクが少ないからいいや。ではなく、これが世界の方々が1XRPや100XRPと払う人がたくさんいるのならどうでしょう。
運営者様だけが多額の資金を得たことになり、非常に悪質な行為ですよね。
そして最後は、アカウントを削除していなくなってしまいます。完全に泣き寝入りですよね。
貰ったXRPLトークンを手放す最終的な判断材料として、Twitterやウェブサイトが消えてしまうことです。
先程もお伝えしておりますが、お金を払うことは絶対にやめておくべきなのです。
「買ってもっと儲けよう!」ではなく、
「無料でエアドロップ貰えて良かった!」「貰えなかったけど次にまたチャンスがある!」という気持ちが大切だと思っています。
それでも早期投資として期待しているのであれば、それはそれで人それぞれなので悪くないと思います。
よく考えてから行動していただくことをお勧めします。
複数の注意点を組み合わせて精査する
上記で説明したことは、一部のことにしか過ぎません。
私個人の意見もございます。
ただ、一定の判断材料として精査できると思います。
全てのことが正しい方向に進んでいれば、そのプロジェクトは多少なりとも健全であるという見方ができるのです。
リサーチしていると色々、少しずつ分かってくると楽しいと感じられることもあります。
ブラックかホワイトかの判断は困難
以上のことを確認してもプロジェクトがブラックであるか、ホワイトであるかの判断は難しいのです。こればっかりは信用するしかありません。
私が、以前から伝えていることはリスクです。
どんなことにも100%大丈夫ということは絶対にないと思うのです。
多くの方が良いと確信していた運営者様が逃げてしまうなんてこともあり得るのです。
それでも、きっと複数のことを組み合わせれば、少しだけでも信じてみることはできるでしょうね。
エアドロップのリスクに関しては、以下の記事にも記載しております。
「XRPLトークン大量のエアドロップ!メリットとデメリット」
最後に
今回は、「【xumm】エアドロップを貰う際の注意すべき10のこと」についての記事を書きました。
今後、xummのエアドロップ情報は、もう少し細かく精査していく必要がありそうです。
XRPLトークンを作るのは誰でも簡単にできます。
話題性だけに乗って、遊び半分でトークンを作成したり、お金を人から奪うことだけのために作って、最後は逃げてしまうようなプロジェクトも今後も出てくると考えています。
逆に、現在すごく時間をかけてウェブサイトなどを構築しているプロジェクトもあるのです。
数ヶ月以内に巨大なプロジェクトになりそうなXRPLトークンのエアドロップが公表されることでしょう。
リスクも理解して、エアドロップを受ける受けないは、個々の判断です。
ただ言えることは、今後は、さらなる精査が必要なことは間違いありません。