数ヶ月ほど前から大きく話題となっているxummウォレットで大規模なXRPLトークンのエアドロップ(無料の仮想通貨)が貰える企画が存在しているのはご存知の通りでしょう。
ウォレットを作成しておけばエアドロップが気軽に受けられるのも魅力ですね。
エアドロップがもらえるリストに関しては、以下の記事に記載しております。
「XUMMで大規模エアドロップ!XRPLトークン受け取り設定」
そんな気軽に受けられるが故に、エラーや詐欺のようなものも発生してしまうことが稀にあります。
トラストライン申請をするときには、5XRP(最新アップデート後2XRP)予約金としてロックされます。少額の取引手数料のXRP(0.000012)が徴収されます。
技術者の方がおっしゃるように、エアドロップが貰えなかった場合には、そのトークンの残高が0であれば、通常削除できます。
また、トラストラインを削除すれば5 XRP(2 XRP)は再び口座に反映され、使えるようになります。
その点に関しては、私も以前の記事で皆様に伝えておりました。
When a TrustLine has zero balance it can be removed (on the XRPL), XUMM can help with that. If you need to get rid of remaining worthless token balance, send it off to the issuer using e.g. @xrptoolkit. A community member is working on an xApp to soon make that easier.
— WietseWind – 🛠 XUMM @ XRPL Labs (@WietseWind) September 5, 2021
しかし、何かの追加や設定変更されてしまうか、スキャム?のようなことが発生してしまうと消せなくなってしまうことがあるようです。
現時点では、サポートの方も分からない状況のようです。
分からないということは、今後さらに違った事例が発生することも想定しておくべきでしょう。
過去記事では、メリットだけでなくリスク管理についても少し記載しております。
「XRPLトークン大量のエアドロップ!メリットとデメリット」
ぜひエアドロップを申請する前に参考にしてください。
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エラーが起きたトラストラインの削除方法
トークンの残高が0でも削除できない?
エラーが起きた時は、以下のような画面が表示されます。
英語の場合は、以下です。
エラーが起きた場合の対処方法
まずは、「xumm.community」にアクセスします。
画面上部にあります、「Sign in with xumm」をクリック。
PCの場合は、xummウォレットのQRコードを使って読み取ります。
スマホの場合は、連携画面に移動します。スライドで認証すればそのままログインが可能です。
次に、項目が表示されていますので、「Trust Set(TrustLines)」をクリックします。
タブが出てきます。
「Show TrustLines of singed in account」
をクリック。
以下のように設定したトラストラインが一覧として表示されます。
一応ここで、Balanceが0なことにも注目していただきたいです。エラーが発生した場合には、xummウォレットアプリから直接削除しようと思ってもできない場合があるのです。
その下(PCの場合は右)にあります、ゴミ箱をタップして削除しましょう。
最後に、スマートフォンでスライドして認証を行います。
無事に削除が完了します。
5XRP(最新アップデート後2XRP)も問題なく返却されていることが確認できました。
それでも削除できない場合には、現時点では不明ですので今後進展があれば追記していきますね。
最後に
xummウォレットでトラストラインを設定した際に、エアドロップが貰えず削除もできなくなるという事例が稀に発生しているようです。
現時点で、サポートもなぜ発生したのか不明な状態です。
上記の方法であれば、おそらく削除は可能です。
ただし、今後大きな詐欺のようなものや私たちの資産を脅かすようなことも起こるかもしれませんね。
こればっかりは、運なので避けられないことが多いでしょう。ですが、プロジェクトのTwitterやホームページ、発言を確認することで多少の良し悪しをつける目安になるでしょう。
他にも別の端末やサブのウォレットをエアドロップ用として作成することでリスクを回避できるかもしれません。
「こうだから大丈夫だ。」「この人が言っているから大丈夫だ。」ではなく、様々な視点からリスクをチェックしていくことが重要です。今後、エアドロップを受けるにあたって重要なことになってくると思いますよ。
なんでもかんでもではなく、よく考えてからエアドロップを申請しましょう。