最近話題となったXRP Ledger TipBot(チップボット)を知っていますか?
SNSを経由させて様々な人に仮想通貨を簡単に送れるシステムです。
投げ銭や海外で支払うようなチップの意味合いがあるのでしょう。
今回は、TipBotの使い方について紹介していきます。
Discordやtelegram(テレグラム)で使う方法もあるようです。私が、今回使ったのはXUMMウォレットアプリとTwitterをTipBotに連携させた方法です。
連携は、パソコンではなく、iOSやAndroidを使う必要があります。
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TipBotとは?
TipBotは、友達に仮想通貨(暗号資産)を簡単に投げ銭できるシステムと説明しました。
システムは以下のようなイメージです。
1.XUMMウォレットに入金
xummウォレットにXRP(リップル)を国内の取引所や海外の取引所、バイナンスなどから送金します。
2.アカウントの連携
TipBotとTwitter、XUMMウォレットを連携
3.送りたい相手と金額と指定タグを書いてツイート
すると仮想通貨の投げ銭が完了します。
連携すればすぐに使えるので、誰でも一瞬でお金を送金することができるのです。
TipBotの連携と使い方
ここからは、実際にアカウントの連携方法と使い方を紹介していきます。
アカウントの連携
今回は、XUMMウォレットとツイッターの連携で説明します。
まずは、XUMMウォレットとTwitterのアカウントは必須なので、作成してください。
作り方は、以下に記載しております。併せてご覧ください。
TipBotにアクセス
XRP Ledger TipBotにアクセスします。
URL: https://tipbot.tips
開くと以下の画面が表示されます。
下にスクロールしてください。
ツイッターのアプリもダウンロードしてログインしておいてくださいね。
XUMMウォレットに接続してください。
赤枠をタップ。
連携したら、
「Sign In with a Tweet」をタップします。
1をタップしてコピーします。
次に、2をタップしてTwitterを開きます。
ツイート画面にコピーした文章を貼り付けてツイートしてください。
ツイートしたらTipBotのページに戻ります。
戻った時に、稀に失敗することがありますので、もう一度やり直してみてください。
成功すると以下の画面が表示されます。
再度XUMMウォレットに接続して認証します。
「Click here to Authorize in XUMM」をタップ
最後にスライドして連携を完了させましょう。
無事に署名でき、XUMMウォレット、TwitterがTipBotに連携されました。
これで、仮想通貨の投げ銭(チップ)ができます。
閉じるをタップしてください。
以下の画面が表示されていれば連携成功です。
次に使い方の説明をしていきます。
TipBot(チップボット)の開き方と使い方
それでは、早速ですがTipBotを使ってみましょう。
使い方は、そこまで複雑ではありません。
TipBot(チップボット)をXUMMで開く
先程、リンクからTipBotを開いたかと思いますが、XUMMウォレットから開くことができます。
下のバツとチェックのボタンをタップします。
下のロボットマークをタップするとTipBotを開くことができます。
TipBot(チップボット)の使い方
以下の例をご覧ください。
Tweetするだけで仮想通貨を投げ銭することができます。
使い方は、
ツイート画面を開いて
+AMOUNT :
送りたい仮想通貨の総額
例: 1コインの投げ銭をしたければ、+1。10コインなら+10と記載します。
CURRENCY :
送りたい仮想通貨の種類です。
例: リップルならXRP、CasinoCoinならCSC、ChorusXならCX1というようになります。
どれも自分で通貨を保有していなければ相手に送金することができません。
@recipient :
受取人の@から始まるアカウント名です。
チップを送りたい相手を通常の名前ではなく、@から始まるアカウント名となります。
#tipwithxumm : (必ず文章の最後につけてください!)
投げ銭するためのタグです。こちらも忘れずに付けましょう。
ちなみにですが、タグは複数存在します。
タグは、必ず一番後ろに! | |
#TipWithXumm | 通貨を設定していない場合のデフォルトは、XRPとなります。 |
#XummTip | 通貨を設定していない場合のデフォルトは、XRPとなります。 |
#GiftWithXumm | 通貨を設定していない場合のデフォルトは、XRPとなります。 |
#XummGift | 通貨を設定していない場合のデフォルトは、XRPとなります。 |
#TipXRP | 通貨を設定していない場合のデフォルトは、XRPとなります。 |
#TipCSC | 通貨を設定していない場合のデフォルトは、CSCとなります。 |
#TipCasinoCoin | 通貨を設定していない場合のデフォルトは、CSCとなります。 |
#CSCtip | 通貨を設定していない場合のデフォルトは、CSCとなります。 |
#XRPtip | 通貨を設定していない場合のデフォルトは、XRPとなります。 |
注意1: 投げ銭したい場合には、受け取る相手もTipBotを利用している必要があります。
注意2: +AMOUNT CURRENCY @recipient #tipwithxumm を投稿する時には、全て一つずつ半角スペースを開けてください。
特に気をつけるべき点は、+1 XRPの+1とXRPの間も必ずスペースを開けてください。
文章付きで投げ銭(チップ)できる
文章をつける際にも半角スペースを忘れないでくださいね!
相手に気持ちを伝えることができます。
「いつもありがとう!」「おめでとう」「お疲れ様」というような文章を付け加えることもできまよ。
そして、ツイートしたらXUMMウォレットへ戻り承認作業を行います。
取引履歴からTipBotから来てる通知を開いてください。
以下の画面に来たら下へスクロールしましょう。
送金するためには、0.000012 XRPの手数料が差し引かれます。
送金先が確認できたら、スライドして承認をします。
使い方の応用編
+1 XRP @MyFriend @MyOtherFriend @MyBestFriend #tipwithxumm
上のようにツイートすると1XRPを3人の友達に投げ銭できます。
+2 XRP @MyFriend +8 XRP @MyBestFriend #tipwithxumm
上は、2XRPをある友達に、もう一人には、8XRPを投げ銭したことになります。
実際に投げ銭してみた
以前、XRPLトークンのエアドロップのイベントがありました。その記事は、以下に記載しています。
「XUMMで大規模エアドロップ!XRPLトークン受け取り設定」
いくつかXRPLトークンが貰えて嬉しい気持ちになりました。
エアドロップを貰った貰ってない別として、いくつかのプロジェクトにちゃんと送れるか検証も兼ねて投げ銭してみました。プロジェクトにとって少額過ぎて意味のないチップかもしれませんが、気持ちを送ってみました。
以下が私のチップしたツイートです。
All the best for your great project! Thanks
— コイン喫茶 (@coinkissa) August 27, 2021
+1 XRP @ChorusXapp @LoXCoin @GigCoinOfficial @HadaNFT @NottheSEC2 @iHunt4 @xtokenmarket @CasinoCoin @aesthetes_art @XrpNurse @jungleincxrp #tipwithxumm
投げ銭は、ツイートしてXUMMウォレットで承認すると行われます。
今回は、1XRPを11人の方へ投げ銭してみました。
XUMMウォレットからも合計、11XRP +手数料、0.000012XRPが引かれました。
TipBot(チップボット)のメリットとデメリット
メリット
・ツイートで簡単に投げ銭ができる
XRPを投げ銭すれば間違いないでしょう。XRPは別の通貨ともすぐに交換ができるので、送るなら間違いなくリップルです。
・複数の人へ一気にチップが送れる
・気軽に使える
デメリット
・相手が何の仮想通貨を持っているのかすぐに分からない。
・悪質な資金移動の懸念
・受け取るには、TipBotを設定しておかなければいけない。
投げ銭できる仮想通貨の種類
TipBotで投げ銭できる種類は、複数個あります。
リップルだけでなく、XRPLトークンも送ることができます。
TipBotで投げ銭できる仮想通貨
リップル(XRP)、CasinoCoin(CSC)、GateHub USD(USD)、GateHub EUR(EUR)、Sologenic(SOLO)、ChorusX(CX1)、GigCoin(GigCoin)、Hada(HADA)、Hadalite(HADALITE)、In Game Credit(IGC)、MG.Social(MGS)、SEC Coin(SEC)、XGold(XGOLD)(2021年9月19日時点)
今後もどんどん増えていくことが予想されます。
トラストラインの追加方法
XRPLトークンの受け取りには、トラストラインの追加が必要です。
xummウォレットを開き、下の四角いボックスをタップします。
「View more xApps」をタップ。
その中の「XRP Ledger TipBot」をタップしましょう。
「Other currencies」をタップ。
追加できるXRPLトークンが一覧となって出てきます。
全て追加するのも良いです。
受け渡しを考えている通貨のみでも良いでしょう。
「Add Trustline」をタップします。
スライドして、認証を行えばトラストラインの追加が完了します。
最後に
今回紹介した、「TipBot (チップボット)使い方【仮想通貨の投げ銭ができる】」の記事はいかがでしたか?
同様のシステムが多数存在すると思いますが、TipBotもその一つです。
お金の支払いだけでなく、ちょっとしたプレゼント、感謝の気持ち、寄付などが簡単にできるのです。
仮想通貨の将来性に期待できるのであれば、今後も利用されるかもしれませんね。