仮想通貨には、すでに数え切れないほどの種類があります。
毎日のようにコインが作成されているのです。投資家の方々はファンダメンタルズ分析、テクニカル分析を行いながら有料銘柄を探っているのです。
しかしながら、銘柄が多過ぎるために一つ一つ情報を得るには困難な状況です。
その中から長期的に見て将来性のある銘柄や短期的に上がりそうな銘柄を見つけることができれば投機により大きな収益を得られるかもしれません。それでは、いったいどのようにコインを探せば良いのでしょうか?
今回の記事では、おすすめの仮想通貨一覧サイト5選を紹介していきます。
サイトを使うメリットやデメリット、コインを購入する際の注意点も解説していきます。
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CoinMarketCap
CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)は、暗号資産のチャートや市場データを無料でコインのリストが見られる人気のあるウェブサイトです。海外では、CMCとも言われています。
コインの運営ホームページやTwitter、Discord、テレグラムといったSNSも掲載されているので情報を得るのにも便利です。
コインの特色(NFT、DeFi、メタバース)といったカテゴリーにも分けられているので、銘柄選択時に篩にかけることもできます。
ビットコインやイーサリアムなど主要銘柄は、チャート画面からTradingViewに切り替えができます。
CoinGecko
CoinGecko(コインゲッコー)も同様に暗号資産のチャート、市場データを無料で見られる最大級のウェブサイトです。海外では、CGとも言われています。
日本国内の取引所、海外取引所バイナンス(Binance)などを利用されている方だけでなくDEXを活用されている方にも、大変利便性の高いサイトです。
コインの運営ホームページやTwitter、Discord、テレグラムといったSNSも掲載されているので情報を得るのにも便利です。
CoinGeckoでしか掲載されていない銘柄もあったりします。SHIBなどをモチーフにした犬系コインやミームコインなども多いように感じました。
こちらのチャートもTradingViewに切り替えが可能です。
crypto.com
crypto.com(クリプトドットコム)は、仮想通貨の取引所やトレードアプリも提供しています。
登録をしていなくても仮想通貨を一覧として見られるのが便利です。
フィルターボタンからカテゴリー、価格、ボリュームなど複数のフィルタリングができます。
銘柄を個別に開くとウェブサイトとホワイトペーパーのリンクも表記されています。
TradingViewで詳細チャートを確認できます。
Coinranking
Coinranking(コインランキング)は、動作が軽くシンプルで見やすいサイトです。
仮想通貨の価格を見るためのシンプルなAPIです。
タブを変更することで時間、日時指定でボリュームが時価総額や出来高などランキングでの表示が可能です。
コインごとにチャートやプロジェクトリンク、値動きもチェックできます。
BTC、ETHなどの銘柄をUSD、JPYなどその時の為替レートで変換する計算機も利用できます。
yahoo!finance
Yahoo!finance(Yahooファイナンス)でも仮想通貨をリストとして見られます。
最大100件まで表示ができ、動作もサクサクです。
情報量が多く、通貨の現在の値段はもちろん、ボリュームから循環サプライもチェックできます。
一覧表示の右側に小さく1日チャートが表示されているので、どんな値動きをしてるか一発で分かります。
仮想通貨一覧サイトのメリット
- コインを簡単に見つけられる
- 自力で探すよりも時間短縮になる
- チャートや市場データが見られる
- 無料で利用できる
- トレンドを知れる
仮想通貨一覧サイトのデメリット
- 詐欺コインが存在する
- 情報が違うことも
- どれに投資すべきか分からなくなる
仮想通貨を購入するサイトの注意点
CoinMarketCapやCoinGeckoでコインを見つけて、購入する際にいくつか注意点があります。
特に、草コインや新規上場銘柄にはリスクがあることを認識しておくべきです。
詐欺コインが存在する
様々な新規コインが上記のサイトに承認されることで投資する選択肢が増えることは良いことかもしれません。草コインから世界的に有名になった銘柄も多数存在します。
ただ、最近では仮想通貨の作成者がCoinMarketCapやCoinGeckoに上場させるという敷居が低いように感じています。
過去に日本でもニュースになったRug Pull(ラグプル)という詐欺が行われたイカゲームコイン(Squid Game)もCoinMarketCapにCoinGecko掲載されていました。
ニュースに関しての詳しい情報は、以下に記載しております。
「仮想通貨のイカゲームコインとは?「一瞬で価値が0円に」現在はDAOに?」
これは、あくまでも一例ですがリストされた直後に運営者が資金を奪って逃亡してしまうといったことも多数存在します。
他にも多くの詐欺が存在しております。
例えば、Rebaseトークンといった銘柄も存在するのでそちらに投資するのにも注意が必要です。
「【仮想通貨】リベーストークン(Rebase)とは?増えたり減ったりする謎のコイン」
情報が違うことも
掲載されている情報が全て正しいと判断してはいけません。
例えば、アップデートによりコントラクトが変更になっていることがあります。アップデート直後には、実際のアドレスとは異なることがあるのです。
パンケーキスワップやユニスワップなどのDeFiで購入する際は注意が必要です。
必ず、正しいアドレスかを確認してから購入してください。
MetaMaskでトークンの正しい追加方法に関しましては、以下記事で解説しております。
また、最大供給量が異なっていたり、ごく稀にチャート表記でエラーが発生することもあります。
リストを活用することは便利な反面、その情報が正確だと思い何もかも信用してしまうという危険性があります。
全て正しいと鵜呑みにするのではなく、プロジェクトのウェブサイトなども自身で確認することが大切です。
どれに投資すべきか分からなくなる
毎日のように仮想通貨の種類が増えていき、情報量が多過ぎてどれに投資すべきか分からなくなることもあります。
それによって、目移りしてしまい資産が減少していることもあるかもしれません。
銘柄の見過ぎは「あれも良い」「これも良い」となり得ることです。
その時の状況やトレンドなども考えておくと良いでしょう。一点に集中するのではなく、分散投資も有効です。
仮想通貨一覧サイトで宝の原石を見つけられる?
仮想通貨には、詐欺コインも複数存在しますがその中には宝の原石となる銘柄もございます。
その原石に早い段階で投資できれば、億り人になることだって夢ではないのです。
夢のような話ですが、そうした銘柄はたくさん存在しており、今後も全ての方々にチャンスはあると思っています。
「投資すべきおすすめの仮想通貨」といった記事、一覧表やYouTubeを載せている方がいますが、あくまでもトレンドとして参考にはなると思います。ですが、そういった銘柄も全て上がるとは限りません。すでに多く上昇したコインだったり、あくまでも個人の意見なのです。
すでに高騰しているコインよりも次のトレンドを狙った、まだ発見されていない原石を追うことが大きな収益を得られる鍵となります。
自分でチャートやホワイトペーパー、ロードマップなどを調べて投資することが一番だと私は思うのです。
ひとつ注意点といたしまして、どんなコインも暴落してしまうものや運営者が消えてしまい二度と価格が上がらないといった事例も数多くあるのです。
その点にも注意が必要でしょう。
まとめ
紹介した以外にも、仮想通貨一覧を取り上げているサイトは複数ございます。
ただ、上記のサイトだけでも十分過ぎるほどの情報が手に入れられると思います。ページ一つで全ての相場情報が見られます。
複数の仮想通貨を自力で探すのは難しいですが、こうしたウェブサイトを利用することによって早い段階で草コインに投資をして億り人に!なんてことも過去にありました。
仮想通貨のリストだけでなく、チャート、ボリューム、時価総額、ウェブサイト情報などの情報が一つに集約されているので利便性が高いのです。
ぜひ活用してみましょう。