今注目のPlay To Earnゲームをという言葉を皆様はご存知でしょうか?
Play to earn crypto games(仮想通貨のゲームをプレイして稼ぐ)というのですが、これは本当に稼げるのでしょうか。
今回は、Play To Earnゲームをおすすめしない理由について説明していきます。
スポンサーリンク
Play To Earnが話題に!
昨今、Play to earn(P2E)、Move to earn(M2E)、メタバース(Metaverse)、NFT(非代替性トークン)というような言葉を日常で聞くことが増えてきました。
メタバースのような仮想空間を利用して、仮想通貨を稼ぐことやNFTをゲットしたり、購入、転売をして儲けるという仕組みのゲームが話題になっています。
ゲームをプレイして数十万円を稼ぐ人。すごい人は、数億円を稼いだ方もいるようです。
もう働くことが馬鹿馬鹿しくなるような、そんな時代がやってくるのでしょうか?
いえいえ、そんなに人生は甘くないのです。
Play To Earnは儲からない?
上記の内容から「Play to Earnをおすすめしない、儲からない。」というのは矛盾しているかもしれませんが、決して儲からないわけではありません。
例えば、まだ誰もそのゲームやNFTが話題になっていない時に投資をして、人気化し始めたときに売却をすれば大きな利益を得ることができるかもしれません。
また、ゲーム内NFTの無料エアドロップというイベントが行われることもあるので、初期に手に入れられれば大金を手にできるチャンスもあるのです。
過去には、AmazonでNFTが無料でエアドロップされるキャンペーンを行っていたことがあります。
初期に手に入れたゲーム内資産というのは今後大きな価値を見出すことがあります。
しかしながら、ゲームが人気にならなければ儲けることは難しいのです。そのゲームの将来性というのが一番重要でしょう。
マイナーで人気になりそうにないゲームに投資をしていても一生儲けられない可能性も。
最悪の場合、運営側がゲームの廃止を発表するかもしれませんよね。
そうなれば今まで一生懸命働いて稼いだお金で課金したゲーム内のアイテムやキャラクターなどの資産が全て水の泡になってしまうのです。
Play To Earnは期待できないのか?
Play To Earnは暗号資産やブロックチェーン技術が関係しています。
全ての人々が求めていることは、お金儲けです。
例えば、あるゲームのプロジェクトのコインをゲーム内で稼ぎ、その通貨を売却して、BTCやETH、USDTなどに交換することでしょう。
多くの人が同じような行動を取るのです。
するとそのコインの相場は必然的に下落していくことでしょう。
チャートは上下するのが通常ですが、大きな下落があればプレイヤーにとって、どう感じるのでしょうか。
話題性や人気から一時的に大きな高騰が起きることがありますが、その後は暴落してしまうのです。
するとそのゲームをする人がほぼいなくなり、最終的にそのゲームから人が離れていきます。
そして、また新たなプロジェクトがゲームを立ち上げ今度はそっちが話題になるかもしれません。
仮想通貨のゲームが話題になれば、数多くのプロジェクトがPlay To Earnという言葉だけに注目してゲームの開発に時間を費やすことでしょう。これからも儲けられない、プレイされないゲームが莫大に増えていくと考えています。
一つのゲームが大きな成長をして世界で長期的にプレイされるというのは、とても難しいと言えます。
Play To Earnは何故成功しない?
Play To Earnゲームが決して失敗というわけではないです。一時的に大儲けできる方も少なからずいることでしょう。
ただし長期的に見ると成功したという事例は多くないのです。
では、なぜPlay To Earnゲームが成功できないのでしょうか。
1.儲けることだけを考えている
ほとんどの方は、儲けるためにゲームをしているはずです。
少しでも儲かればゲーム内の仮想通貨やNFTをすぐに売却することでしょう。
ピークを迎えれば下落するので、大損してしまったり、儲けられないと判断されればゲームを辞めてしまいます。
2.一時的な利益を考えている
長期的にゲームのプレイを考えている方がいる一方で、一瞬を狙って大金を稼ごうと考えている方もいます。
初期投資をした方のみが大成功をして、後からゲームをスタートする方は多くの場合、大きな損失を出してしまいます。
3.そもそもゲームが楽しくない
仮想通貨ゲームで一番重要と言えることは「心から楽しいと思えて、夢中になれるゲームか?」ということです。
私自身もいくつかPlay To Earnゲームをしてみたのですが、楽しいとは感じていません。
もちろん全てのゲームをプレイしたわけではないのですが、夢中になる程おもしろいと言えるゲームはありませんでした。
世界的に大人気の任天堂やプレイステーションのゲームソフトは面白いものが多いですよね。
あつ森は皆さんも知ってますよね。海外でも人気のどうぶつの森です。
ELDEN RINGなども世界で大人気ですよね。
こうした仮想通貨ゲームで開発されればP2E業界でも大きな変化をもたらすかもしれませんね。
しかし、仮想通貨を稼ぐゲームには歴史やプレイする人がまだまだ少なく楽しいと言えるものが皆無です。
さらに儲けられなければ、すぐに廃れて終わりなのです。
こうしたゲームが、普段から家庭でプレイされるようになったり、任天堂やSONYといった大きな企業が関わり、Esports(eスポーツ)などに採用されれば話は変わってくるのかもしれませんね。
儲かるから楽しいではなく、ゲーム自体が楽しいと認知されなければいけないと思います。
まとめ
Play To Earnゲームをおすすめしない理由と本当に稼げるのかについて少しだけでも理解しておけば、今後は儲けられる方も増えていくのではないでしょうか。
以下に簡単ですがまとめてみました。
・話題になる前に注目することが大切
・長期的には儲けるのは難しい
・人気になり始めたら崩壊の合図
・本当に面白いゲームは将来有望かも
相場はビットコインが主流になって動くことがほとんどです。ビットコインに大幅な暴落が発生すると、ゲームのトークンも下落するので注意が必要です。
さまざまな意見はあると思いますが、ぜひ参考にしてみてください。